「怒り」を感じますか?
よく「悟る」と女神や菩薩の様に、どんなことがあっても、どんな理不尽があっても微笑みをたたえ、怒らない人と勘違いされることがあります。
そんなことはありません。悟っても普通の人間です。ちゃんと感情はあります(笑)
しかし怒りの沸点は高いと思います。
それから怒るポイントも以前とは違うと思います。
また、怒りの対処方法も変わりました。
例えば怒りの言葉を投げかけられるとします。
それに心当たりがなく、理不尽を覚えたとします。
しかし、一見酷いネガティブな言葉にもエネルギーが乗っていなければ気になりません。
言葉は言霊、大切にしていますがそれよりもエネルギーの方が気になります。
怒りや嫉妬、依存や執着のネガティブエネルギーは本人にその気がなくても相手に大きな不快感を与えます。平らに言うと、呪いや念、生霊のようなものがエネルギーに乗るのです。
受けても「受け取りません」という確固たる信念があればはねつけることが出来ます。
そしてはねつけられたそのネガティブエネルギーは送った人の元へ返っていきます。
また相手から投げかけられた「怒り」に瞬時に心を動かすことはせず、まず分析します。
怒りはご存じアドラー心理学において二次感情であると説明されています。
確かに、大体その怒りの裏には「悲しみ」や「不安」や「愛」の一次感情が土台にあります。
それを思うと、むしろお気の毒に思い、怒る気力は失せていきます。
では上記を踏まえても、ご自分の中に「怒り」があふれたらどうしますか?
送ったら何倍にもなって返ってきますから、外に発散してはいけないのです。
ではどうするのか。
自分の中で怒りのエネルギーをステージアップのための起爆剤にするのです。
「きっと成長して見返してみせる」「もっと素敵な人間になる」などのポジティブな方向にエネルギー転換させます。
私はそのようにしてステージアップしてきたという成功体験が染みついていますから、
ネガティブ案件が襲ってくると「きたな!ステージアップのチャンス到来!!」と思うようになりました(笑)
そうして、ステージアップを実感した時になにが起こると思いますか?
怒りを向けてきた人や出来事に、「赦す」を通り越して
「あの時に、嫌な役回りを受け持って下さったおかげで私はステージアップ出来ました」
という「大きな感謝」に変わるのです。
この世は陰陽の世界です。
陰も陽も双方に影響を及ぼし合いこの世は成り立っています。
どちらが良い悪いは無いのです。
自分次第ということです。
~感謝~